2010年04月01日

花は、なるべく温度の低いところに置く


花を置いておく温度ですが、なるべく温度の低いところに置くと長持ち

するのです。


どうしてかというと、まず、水が濁りにくいということです。

それと同時に、花の呼吸作業がゆっくりになるので、エネルギーの消費が

少なくなり、その分長持ちするというわけです。


たとえば、同じ花を買って来て、居間・応接間・玄関・トイレに置いたと

します。

一番長持ちするのは、どこでしょうか。


それは、気温の比較的低い玄関やトイレなのです。


しかし、いくら涼しいからといって、クーラーの風の吹きだし口に花を

置くのはよくありませんね。置く人もいないとは思いますが。(笑)


これは、風が直接当たって、植物の水分の蒸散作業を早め、水の下がる状態

になるので避けてください。


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では、ここでちょっと花屋の保存法をご紹介します。


花が栽培されて出荷されるときに、花を冷やす状態にすることを、生産者

の間で、「予冷」 といいます。


カーネーションやバラが切り取られてから、なるべく咲かない状態で出荷

しなければならないので、保冷庫で5℃くらいに冷やして出荷に備える

ようです。


また、産地から市場への輸送時でも保冷庫を使うことが増えています。

最近では、宅配便の中で、クール便で輸送されたりしますが、花の場合は

10℃くらいが適温といわれています。


花屋では、陳列用保冷庫(キーパーと呼ぶ)が登場します。

よく店頭で、ガラスでできた洋服ダンスのようなショーケースを見かけると

思いますが、それが、5℃〜10℃くらいを保つ保冷庫なのです。


花屋さんは、それを冷蔵庫と呼んでいますが、もちろん一般家庭にある

冷蔵庫とは大分違います。


ガラス面は二重で、断熱効果があると同時に、外気との温度差でガラスが

くもって中が見えなくならないようになっています。

また、庫内の空気が循環するように送風機能もついています。


プロともなれば、このように大がかりな設備が必要ですが、1日でも長く

花を保たせたい、愛でたいという気持ちは、ご家庭のみなさんとまったく

変わることはありません。





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posted by 夏島 洋 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 花を長持ちさせるために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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