2010年03月15日

街に花の香りを


花の国オランダには、「緑は都市の肺」 という言葉があるそうです。


これは、都市の生死は緑があるか無いかにかかっているということです。

植物は、人間の暮らしには欠かせないもの、なくてはならないものと言え

ますよね。


もっとも、花がないから死んでしまうというものではないかもしれません。

食べること、眠ることなど、生きるための基本、衣食住の要素には入って

いないでしょう。


生活のゆとりが自分の身の回りをながめる時間を生み、暮らしより以上の

快適さを求めます。


快適さを生活の便利さのみに求めすぎた、現代人は、今、違う意味で快適さ

を探し始めているのかもしれませんね。


こうしたときこそ、花とのふれあいをもってほしいと思います。



花のある暮らしは、私たちに、目には見えない形で限りない豊かさを与えて

くれます。


花の緑がかもしだす心の安らぎは、ストレスの多い今の社会にとって、

よりの宝物ですね。



花の消費量は、文化のバロメーターとも言われているゆえんも、そのあたり

にあるそうです。


日本の都市、たとえば東京の町並みは、高度経済成長の波にのり、生産性や

機能性を重視して形づくられてきました。


それはある意味で、もう1つの文明開化だったのですが、その反面、

そこから生まれた言葉が、「コンクリートジャングル」 や 「東京砂漠」

だったことも事実です。


それを文明と言うならば、そこに 「何か」 を加えるものが文化では

ないかと思うのです。


そして、その極端な表れが緑と花です。

古いヨーロッパの町並みを見ると、自然に文化という言葉が浮かんできます


古いヨーロッパの町の中には、緑や花が、ごく自然に溶け込んでいることに

気づかされます。


もっともっと街の中に、花を取り入れてほしいと思います。


実際、最近のビルの作りを見ると、使える土地のギリギリいっぱいにビルを

建てるのではなく、空間のゆとりを大切にし、樹木を多く植え込んでいる

スタイルが目につきます。


また新しいスタイルで、花を飾っているところも増えてきました。



花の持つ豊かさ、楽しさ、ぜいたくさのようなものが、人々に自然に

受け入れられ始めたのでしょう。


花屋さんとはまた違った形で、社会に花の輪が広がっているようです。

これは、人の感性を豊かにして、和やかな社会を育てるためにも大切なこと

だと思います。


花は、一種の清涼剤として大きく役立っているのです。




posted by 夏島 洋 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本人と花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。