2010年04月06日

花を贈るTPOを考える


花を買うときに、自分の家で飾るのでははく、何か目的をもって求める場合

には、どんなときに、どのように使う花なのか、はっきり花屋の店の人に

伝えることが大切です。



たとえば、コンサートに行って演奏終了後に花束を差し上げる場合とします

そのプレゼントするときが最高の状態でなければなりませんから、なるべく

派手な、咲き具合の進んだものを選ぶようにします。



また、病気のお見舞いとして花を贈る場合には、病人の気持ちになって選ぶ

ことが必要になりますね。

病人としては、贈られた花を毎日ながめるわけですから、気持ちが明るく

なるように、花がだんだんと咲いていくもので、なかなか散らないものに

します。

そして何よりも、心を落ち着かせるような淡い色がよいと思います。


よく元気づけるために、華やかな赤い色の花はどうか、と聞かれますが、

赤は血の色につながるので嫌う人もいますから、注意したほうがいいです。


もう一つ、香りや匂いの問題があります。

薄い香りの花はともかく、強い匂いのするものは避けるべきです。

たとえば、テッポウユリ、ガーデニア、匂いスイセンなどは使わないほうが

無難です。


それと、切り花ではないのですが、お見舞いに鉢物を贈る場合があります。

昔はよく、「根づく」 「寝つく」 などといってお見舞いにふさわしく

ないとする考えがありました。


しかし、長いこと療養生活をしている人には、だんだんと成長していく植物

との対話は、ぜひおすすめしたいと思います。



ところで、花を贈るときに、もう一つ気をつけなければいけないのが本数

です。

代表的なものとして、4・9.13などがあります。

それぞれ、4→死、9→苦、を意味して、欧米の人には13は不吉な数字

なので禁物です。


もし、どうしても4本になってしまう場合は、そのうちの1本の色を変える

とか、13本であれば、6本と7本に分けるなど、避ける方法はいくらでも

ありますから、本数にはちょっと気を使ってください。


こうしたほんのささいな配慮で、相手の気分を悪くしないですむのです。

気がつかなかったでは、あとの祭りになってしまいます。



また、忌み嫌うということでは、私たち日本人がキンセンカを仏壇の花だと

思い込んで、プレゼントに使わないなど、風習のからんだものもあります。


同じようなことが外国にも見られるので、それぞれの風習が違うことをよく

踏まえて花をプレゼントしなければいけません。


たとえば、ラテン系の人はキクを嫌うようですし、またフランス料理の

テーブル花にはキクは使わないのが普通です。


私もあるとき、ハワイ出身の人から、アンスリウムは墓参りに使うので

花束に入れないようにしてほしいと言われたことがあります。


アンスリウムは、たしかに個性的すぎて、好みの分かれる花ですが、同じ

ハワイでもお祝いに使うところもあるのです。

特にアンスリウムの色と形から 「ハート」 に見立ててプレゼントに

したりしています。


いずれにしても、その土地の風習があるので、それは無視しないで、ちょっ

と調べたり聞いたりして、心くばりをしましょう。



また、風習や習慣の違いで、花言葉も少しずつ違ってきているようです。

たとえば初春の縁起物であるフクジュソウは、西洋では 「悲しい思い出」

ですが、日本では 「永久の幸せ」 となっています。


同じようにマツは、西洋では 「あわれみ、同情」 ですが、

日本では 「不老不死」 を意味しています。


こんな感じで、日本には日本の生活に合った花言葉があり、諸外国において

も同じことです。

あまり気にする必要はないとは思いますが、花に自分の想いを託して

プレゼントするのは、とてもロマンチックなことですから、変に気にする

のではなく、上手に利用するとよいです。





人気ブログランキングへ




posted by 夏島 洋 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 花の贈り物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。