
ここ数年、「ハーブ」 という言葉は、身の回りで一般的に
使われるようになりました。
料理や芳香剤、化粧品などにもたくさん利用されています。
けれど、「ハーブっていったい何ですか?」 と聞かれて、
きちんと答えられる人は、どれくらいいます?
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ハーブとは、そもそも、葉または茎が、食用や薬用に使われたり、
あるいは、匂いや香味が利用される植物のことを指しています。
今では、さらに解釈が広まって、葉や茎のみならず花や根もハーブ
として認められるようになって、その用途について利用範囲は
広がっています。
それぞれのハーブには、それぞれのすぐれた効果効能があって、
その個性に合わせた多くの使い方ができるからです。
ゼラニウム・キンセンカ・シャクヤクのように、美しい花を咲かせ
ながらも優れた 「治癒能力」 を併せ持っているものもあります。



:左から、シャクヤク キンモクセイ ゼラニウム
これらは、当然、ハーブとしても大いに利用可能なものです。
観賞用と、治癒用の少なくとも2つ以上の用途にりようできます。
今までは、香りがいいから、ナチュラルだから・・、という
どちらかというと、気分的な理由だけでハーブと付き合って
きたかな、と思います。
けれど、薬用ハーブには、消炎や殺菌といったダイレクトな効果と
ミネラルや微量元素を補って、長期にわたって栄養補給をしてく
れます。
ハーブには、無限の可能性が秘められています。
そしてハーブを、もっと有効に暮らしや健康、美容に
役立ててこそ、ハーブのすばらしさを本当に理解したことに
なるのでは、と思います。

